独身時代、ソフトウェアの開発会社に勤めていました。専門学校を卒業して通信系の会社に就職したのですが、就職2年目でグループ会社のソフトウェア開発会社に出向になりました。もともとプログラミングが好きで、就職活動の時も情報処理系の会社を目指したのですが、自分の希望するような会社からは求人がなかったので、ソフトウェア開発会社に出向すること自体は特にショックは受けませんでした。ただ、親会社からはどんどん子会社へ出向する人が増えていたので、もう元の会社に戻って勤務することはないかも、とは思いました。親会社にいたときは男女比率が9対1ぐらいだったのですが、ソフトウェア開発会社へ出向してからは、なんと逆転しました。一般的なソフトウェア開発会社の男女比率は詳しく知らないのですが、私が勤めていた会社は、部署にもよりますが、意外と女性の多い職場でした。考えてみれば、プログラミングって特に力仕事でもないですし、パソコンにコツコツと入力していく地味な作業なので、女性のほうが向いているのかもしれません。学生時代から、周りがほとんど男性という環境で育った私には、とても新鮮でした。ソフトウェア開発会社で経験したもうひとつの貴重な体験は、外注管理をすることです。ひとつの案件を受注すると、会社の社員数よりも多くの開発要員が必要になるので、協力会社と呼ばれるところから外注さんが期間限定で派遣されます。ソフトウェアの開発は、たいていチーム制で行いますので、社員プラス外注さんという組み合わせでチームが作られます。その外注さんの管理をするのが社員の仕事なのですが、自分よりも年上の人を管理するのはどうも慣れなくて難しかったです。でも、その後の人生において、とても役立つ経験になったと思います。